三井物産環境基金
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INDEX="144"
NAME="インドネシア・ジャワ海における絶滅の危機に瀕するタイマイの保全活動"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2008年度,"
AREA="アジア,"
KIND="NPO,"
ORG="特定非営利活動法人 エバーラスティング・ネイチャー"
特定非営利活動法人 エバーラスティング・ネイチャー
インドネシア・ジャワ海における絶滅の危機に瀕するタイマイの保全活動
活動助成
- 案件概要
タイマイはウミガメの一種で絶滅危惧種。インドネシアでは、食用や日本向けべっ甲材として採取され、1980年代以降、繁殖地の500島では約80%減少した。現在は禁じられている卵の採取は、現地住民の収入源でもあるため、保護一辺倒の対策は機能しない。そこで本活動では、現地NGOと協働で、密漁者を監視員として雇用し、5島の借上げと卵の買い上げを行ったところ、産卵数が一部で増加に転じた。この活動を継続・拡大し、個体数維持に必要な年間1,500~2,500の産卵巣を保護するため、以下の活動を実施する。
①産卵巣のモニタリング、卵の買い上げ
②島の借上げ
③監視員配置島への産卵巣移植
④孵化率調査
⑤ミズオオトカゲによる食害低減のための対策
⑥産卵海岸の整備
⑦産卵上陸する個体の標識放流
⑧地域住民への普及啓発など。
- 対象領域
- 生物多様性
- 助成年度
- 2008年度 第1回 活動助成
- 助成期間
- 3年
2008年10月〜2011年9月
- 助成金額
- 13,700,000円
- 対象地域
- インドネシア・ジャワ海周辺
団体概要
- 代表者
- 会長 菅沼 弘行
- 設立年
- 1999年
- 設立目的
- 海洋生物の調査研究、保全に関する事業を行い、国際協力を基に研究者や関係機関との相互連絡を図りながら、海洋生物の研究および保護活動を育成、発展させ、海洋環境の保全に寄与することを目的とする。
- 主な活動地域
- インドネシア、日本(関東周辺・小笠原諸島)
- スタッフ数
- 常勤7名、正会員10名
- 年間事業規模(経常収入)
- 2005年度3,079万円/2006年度5,172万円/ 2007年度4,418万円
- 連絡先
- 〒221-0822 神奈川県横浜市神奈川区西神奈川 3-17-8アクティバートⅡ4F
TEL:045-432-2358
http://www.elna.or.jp/ - 主な活動内容
- ①インドネシアにおけるウミガメ類の保全活動、生息調査
- ②小笠原諸島におけるアオウミガメ、ザトウクジラの生態調査
- ③小笠原海洋センターの管理・運営
- ④関東周辺における海亀類ストランディング調査
- ⑤環境教育プログラムの開催
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。