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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 岩手子ども環境研究所

常設型の自然エネルギー滞在研修を可能とする生活工房-エコキャビン創出プロジェクト

活動助成

案件概要

当団体は、岩手県葛巻町の廃校跡を利用して、環境と調和した農業や暮らしを設計するパーマカルチャーの考え方を取り入れ、エコロジカルなくらしを体験できる施設作りを進めてきた。ここから更に踏み込んで、エネルギーの自給・消費、水資源の利用・処理の流れが目で見てわかるスペース、「エコキャビン」を作り、滞在しながら自然エネルギー研修を受けられる場を提供し、研修センターとしての機能を高める。また、エコロジカルなくらしの実感を得ることで、ここを訪れた人々に具体的な行動を喚起し、持続可能な社会づくりにつなげる。

対象領域
気候変動エネルギー
助成年度
2007年度 第2回 活動助成
助成期間
3年
2008年4月〜2011年3月
助成金額
14,400,000円
対象地域
岩手県葛巻町
自然エネルギー滞在研修施設「エコキャビン」

団体概要

理事長 吉成 信夫
代表者
理事長 吉成 信夫
設立年
2001年
設立目的
かつて地域の結節点であった廃校跡「森と風のがっこう」を、新たな広場として位置付け、「もったいない・ありがたい・おかげさま」を活動理念に掲げ、「自然エネルギーと地域資源の再利用」、「子どもの居場所づくり」、「新たな農的暮らし」、「アートと身体」をテーマに、子どもや大人が元気を取り戻すための、新たなアイデアに満ちた地域モデルづくりを、様々なかたちで実践提唱していくことを目的とする。
主な活動地域
岩手県
スタッフ数
常勤4名、非常勤1名、正会員120名 
年間事業規模(経常収入)
2005年度463万円/2006年度515万円/ 2007年度1,329万円
連絡先
〒028-5403 岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17 
TEL:0195-66-0646 
http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze
主な活動内容
標高700m、10世帯の集落にある廃校を再利用したエコスクール、「森と風のがっこう」を、2001年に岩手子ども環境研究所が、葛巻町の協力を得て開校。「もったいない、ありがたい」を合言葉に、自然エネルギーを取り入れた循環型の生活スタイルを、身の丈にあったサイズで、体験を通して楽しみながらまなぶ活動、施設づくりを進めている。コンポストトイレ、空き缶風呂、バイオガス装置、排水浄化をはじめ、環境共生建築のカフェもオープン。北欧のライフスタイルと地場の暮らしに学びながら、過去と未来をつなぐ新たな道を模索している。文部科学省「廃校リニューアル50選」に選出されたほか、毎日新聞社「地方自治大賞奨励賞」を受賞(葛巻町)。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。