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三井物産環境基金

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特定非営利活動法人 森林再生ネットワーク北海道

地元学による地域森林管理のための合意形成プロジェクト

活動助成

案件概要

輸入材の供給不安により、国産材の需要は増えているが、わが国の木材自給率は依然2割程度である。多くの小規模森林所有者は、伐採後の再造林コストを賄えず、森林資源を持続的に利用する社会システムの形成は進んでいない。その問題を解決するためには、森林の所有域を超えた管理の集約化、その前提となる、森林所有者と森林組合とのコミュニケーションを通じた、信頼関係構築が不可欠である。そこで当団体は、北海道教育大学と協働し、旭川市で地域住民主体で森林管理を考えるための、啓発活動や支援活動を行う。具体的には、以下を進める。
①地元学を活用した、住民の森林との関わり・歴史についての聞き取り調査、およびマップ・報告書の作成
②地域活性化のキーパーソン抽出と森林体験活動の支援
③住民による森林管理合意形成システム「地元学で森づくりプログラム」の開発と実施

対象領域
表土・森林
助成年度
2008年度 第1回 活動助成
助成期間
3年
2008年10月〜2011年9月
助成金額
5,874,000円
対象地域
北海道旭川市東鷹栖地区および東旭川地区
北海道旭川市における森林保全活動

団体概要

会長 陣内 雄
代表者
会長 陣内 雄
設立年
2006年
設立目的
森林や林業に関わる人たちと、様々な市民・団体をつなぎ、自然の力を持続的に生かす森づくりを進めることで、健全で豊かな森を未来に引き継ぎ、森の様々な恵みを生かす、地域経済・社会のしくみを築くことを目的とする。
主な活動地域
北海道旭川市市内および近郊
スタッフ数
常勤1名、非常勤3名、正会員12名 
年間事業規模(経常収入)
2006年度30万円/2007年度130万円
連絡先
〒070-8031 旭川市神居町神華155-7
TEL:0166-69-0066
http://www.morinet-h.org
主な活動内容
離農後二次林の間伐普及と薪ユーザーをつなぐプロジェクト、森林環境教育の実践、公有林の市民参加コーディネート、地元の木で家をつくるため産地・製材・工務店・設計事務所をつなぐ活動など、森林管理コーディネートのドゥタンク的NPOを目指している。

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。