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JX日鉱日石金属株式会社(社長:大井滋)及び三井金属鉱業株式会社(社長:仙田貞雄)の共同出資による銅事業会社パンパシフィック・カッパー株式会社(社長:大井滋)並びに三井物産株式会社(社長:飯島彰己)が出資し、カセロネス銅鉱山を運営するミネラ・ルミナ・カッパー・チリ社(社長:ネルソン・ピサロ、以下MLCC社)は、現地時間7月30日にサンティアゴにおいて同鉱山の開山式を執り行うと共に、銅精鉱の出荷を開始しました。
開山式には、安倍晋三内閣総理大臣、アウロラ・ウィリアムス鉱業大臣をはじめとした日本及びチリ両国の政府関係者、取引先、金融機関、地元関係者、鉱山関係者など500名以上が列席されました。
カセロネス銅鉱山は100%日本資本による資源開発プロジェクトで、2006年の権益取得から約8年間の開発期間を経て、2013年3月から電気銅を、2014年5月から銅精鉱の生産をそれぞれ開始しました。生産される銅精鉱は日本の輸入量の約1割に相当し、2040年までの長期にわたり我が国の銅資源の安定確保に貢献します。また、同鉱山の開発はチリ国経済の発展にもつながるもので、出資各社は今後MLCC社の安定操業に向けた支援を通じて、更なる両国関係の強化に寄与していきます。
また、銅精鉱約5,000トンを積載した出荷第1船(船名:鉱硫号)は、7月29日にチリのコキンボ港を出港しました。同船は、9月下旬にパンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所に到着する予定です。
チリ第III州の州都コピアポ(Copiapo)から南東162km,アルゼンチンとの国境から15km。
鉱床付近の標高は4,200m~4,600m。
2006年5月 | パンパシフィック・カッパーが権益取得 |
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2008年9月 | フィージビリティ・スタディ(FS)へ移行 |
2010年2月 | 開発決定、三井物産が資本参加 |
2013年3月 | SX-EW法による最初の電気銅を採取 |
2014年5月 | 銅精鉱の生産を開始 |
パンパシフィック・カッパー 77.37% (JX日鉱日石金属66%、三井金属鉱業34%)
三井物産 22.63%
2013年~2040年(28年間)
(当初10年間)
※下記表は横にスクロールしてご覧ください。
年平均 | ||
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銅 | 銅精鉱(銅量) | 約15万トン/年 |
電気銅 | 約3万トン/年 | |
合 計 | 約18万トン/年 | |
モリブデン | 約3千トン/年 |
(28年間)
※下記表は横にスクロールしてご覧ください。
年平均 | 28年間合計 | ||
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銅 | 銅精鉱(銅量) | 約11万トン/年 | 約314万トン |
電気銅 | 約1万トン/年 | 約41万トン | |
合 計 | 約12万トン/年 | 約355万トン | |
モリブデン | 約3千トン/年 | 約8.7万トン |
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