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[国創りへの貢献]
さまざまな角度から日本と世界の「クルマ作り」を支える

株主通信 2019年夏号


日本と世界におけるクルマ作り

電気自動車や自動運転の技術革新により、世界の自動車産業は100年に一度ともいわれる歴史的な転換期を迎えています。

三井物産も従来の「鋼板の供給」の枠を超え、「クルマ作り」そのものへの関わりを深めてきました。世界最大手の自動車部品メーカーであるゲスタンプ・オートモシオン社への出資参画とパートナーシップは、その代表例です。

日本と世界におけるクルマ作り

三井物産とゲスタンプ協業のあゆみ

三井物産とゲスタンプ協業のあゆみ

松阪工場
松阪工場
松阪工場

松阪工場
三重県松阪市は、中部・関東・北九州という日本の三大自動車製造エリアの中心に位置します。松阪の地は、くしくも三井家の家祖、高利が生まれた三井家発祥の地でもあります。

「強くて軽い」を目指す自動車産業に従来の総合商社の枠を超えて参画

世界のクルマ作りにおいては、現在、高強度化・軽量化が一大潮流となっています。自動車メーカーは自動運転や衝突防止技術の研究、排出ガス低減や燃費向上などの環境対応などに集中しつつあり、その分、車体分野では研究開発や製造面での外注化が進んでいるのです。

当社は、このニーズの変化を捉え、これまで総合商社の役割であった鉄鋼製品の供給に加え、車体開発の提案や製造ラインの効率化といった分野へ挑戦しています。

関係会社である自動車部品メーカーの日本工場立ち上げを全面的に支援

スペインに本社を持つゲスタンプ・オートモシオン社(以下ゲスタンプ)は、世界有数の自動車部品メーカーです。当社はモビリティ分野の拡充を狙って2013年より同社とのパートナーシップを築いてきました。2017年からは、ゲスタンプ初の日本工場立ち上げを支援。近年、日本の主要自動車メーカーは技術革新のスピードを求めて、系列外の部品メーカーからも積極的に調達する姿勢を見せており、すでに同社は国内自動車メーカー向け部品を生産しています。

総合商社の役割は「鋼板の供給」から「付加価値の創出」へ

総合商社の役割は「鋼板の供給」から「付加価値の創出」へ

クルマの高強度化・軽量化を実現するホットスタンピング技術

ゲスタンプは世界トップ13の自動車メーカーが製造する約1200モデルのうち、実に800モデルに部品を供給しています。同社が注目される理由の一つが「ホットスタンピング」とよばれる先端技術。鋼板を高温下でプレス後に急速冷却する、日本刀の焼き入れのような効果で鋼の強度を上げます。その結果、これまでにないほどの高強度化と軽量化の両立を実現しています。

こうした技術や提案力を強みとして、同社の売上高は1997年の設立以来、20年あまりで20倍強という成長を遂げています。

さまざまな事業で築いてきた知見とネットワークで、クルマ作りを支える

当社はゲスタンプとの協業を通じ、自動車鋼板の一次加工・物流に加え、部品設計・成型といったより消費者に近い分野で付加価値を高めてきました。社内で連携して鉄鋼以外の他素材を供給する「マルチマテリアル化」や、産業IoTの知見で生産性を上げる「スマートファクトリー化」の支援は、世界各地のゲスタンプの生産拠点で進められています。

自動車大国・日本の地で、当社はクルマ作りの次なる価値創造の一端を担い続けていきます。

  • IR優良企業大賞
  • ディスクロージャー2021年度優良企業賞
  • Member of Dow Jones Sustainability Indices
  • FTSE4Good
  • FTSE Blossom Japan Index
  • MSCI日本株女性活躍指数
  • なでしこ銘柄
  • インターネットIR 優秀賞

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