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[新たな価値創造への挑戦]
三井物産の鉄道事業。日本の高い技術と付加価値のある鉄道事業を世界にも提供

株主通信 2017年冬号


鉄道車両リースやインフラ整備からスタートした当社の鉄道事業。その後、日本企業として初の海外旅客鉄道事業となるブラジルの地下鉄建設・運営事業への参画など、実績を積み重ねてきました。今後も旅客鉄道事業を起点に、商業・不動産事業と連携させながら世界の鉄道事業の一層の拡大を目指します。

三井物産の鉄道事業
新車両導入による輸送力増強や都市部の混雑緩和
英国
英国

新車両導入による輸送力増強や都市部の混雑緩和

貨物専用インフラ建設により物流効率の改善に寄与
インド
インド

貨物専用インフラ建設により物流効率の改善に寄与

日本初の新幹線技術輸出や駅事業
台湾
台湾

日本初の新幹線技術輸出や駅事業

旅客鉄道事業の運営を通じ都市生活をより快適に
ブラジル
ブラジル

旅客鉄道事業の運営を通じ都市生活をより快適に

インドでは、2015年からデリー・ムンバイを結ぶ貨物専用鉄道向け土木軌道工事を、インド鉄道省傘下のIrcon International Limited、タタ・グループの建設工事会社であるTataProjects Limitedとコンソーシアムを組み、行っています。同国の急激な経済成長に伴う貨物輸送需要を満たすことにより、産業の発展に貢献しています。
また、ブラジルでは、半世紀以上前から、鉄道車両や信号システムなどの輸出、鉄道システムの設計・調達や建設プロジェクトなどの支援で、同国の鉄道の発展に寄与してきましたが、2007年にはサンパウロ地下鉄4号線の建設・運営事業へ参画。日本企業として初めて海外の旅客鉄道事業に携わることになりました。さらに2014年には現地パートナーとともに同国の主要都市における新規都市交通事業の投資・開発を行う合弁事業会社を設立。2016年からは、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)と海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)も出資参画し、鉄道の建設からマーケティングまでにおよぶ鉄道経営全般に関わりながら同国の都市問題解決に寄与しています。

こうした個々の実績をもとに、日本の鉄道経営ノウハウや技術の認知度を高め、都市部の交通渋滞に悩むアジアの国々へのインフラシステム輸出につなげるなど、世界各国へのさらなる展開と拡大に向け挑戦していきます。また鉄道車両リース事業では、保守・運行管理などの付加価値の提供を通じた輸送の効率化を提供していきます。
さらに、これまで安全・安定という観点で物や人の流れを促してきましたが、台湾の駅事業の実績をもとに、多くの人が集まる駅が持つ潜在価値を掘り起こし、人々に快適さや満足感、生活の質向上を提供できる「通過する場所」から「集う場所」への変革を促します。魅力的な空間創造を通じて、経済活動の場として国や地域の発展に貢献できるビジネスへと進化させていきます。
当社はこれからも、質の高い鉄道車両リース事業・旅客鉄道事業・駅事業を通じて、世界の国・地域の都市問題を改善するとともに、日本の鉄道産業の国際競争力およびプレゼンスの向上を支援し、世界中にビジネスの場を拡大する機会の創出に取り組んでいきます。

「働き方改革」で企業競争力を向上

  • IR優良企業大賞
  • ディスクロージャー2023年度優良企業賞
  • FTSE4Good
  • FTSE Blossom Japan Index
  • Member of Dow Jones Sustainability Indices
  • インターネットIR・sustainability 優秀賞
  • なでしこ銘柄

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