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web3大手Animoca Brandsとの資本業務提携

2023年6月19日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀健一、以下、三井物産)は、ブロックチェーン技術とデジタル資産を中心にweb3事業を展開する大手企業Animoca Brands(アニモカブランズ 以下、「Animoca」)との資本業務提携および戦略的パートナーシップに関する覚書を締結しました。

web3は、改ざんが極めて困難で誰もが参照可能なパブリックブロックチェーン技術を応用した分散型次世代インターネットであり、欧米各国政府をはじめ、日本政府や経団連が「web3を国家戦略に」と標ぼうする注目産業の一つです。

Animocaは、香港に事業拠点を置き、デジタル資産とブロックチェーン技術を活用したweb3の実ビジネスと並行し、web3のプロトコルやインフラなどの基盤技術からブロックチェーンゲームなどweb3を活用したサービス提供企業、メタバース領域まで幅広く450社以上に投資を実行し独自のエコシステムを構築する世界有数のweb3リーディングカンパニーです。

三井物産は、様々な産業領域でのビジネス開発と事業投資を通じて、長年にわたり多様な事業開発ノウハウとグローバルのビジネスネットワークを蓄積し、デジタルトランスフォメ―ションによるビジネス変革に取り組んできました。

今後、両社は、三井物産の消費者ビジネスから産業ビジネスまでの幅広い事業アセットに加え、パートナーや顧客ネットワークを活用し、主に日本国内におけるweb3の普及とイノベーションに寄与する新たなビジネス創出を目指します。ウェルネス領域や脱炭素・カーボンクレジット領域に於けるブロックチェーン技術の応用等様々な分野での共同事業の開発や合弁会社の設立など、幅広い領域での戦略的パートナーシップを加速し、社会課題の解決につなげます。

三井物産は、今回の提携を通じて、ブロックチェーン技術とデジタル資産の分野でのビジネス展開を強化し、デジタル社会の発展とお客様の豊かな暮らしを支えるための取り組みを進めます。

※web3とは:web3は、新しい、より良いインターネットのビジョンのための包括的な用語。web3はブロックチェーン、暗号資産、およびNFTを使い、ユーザーが構築、運営、所有する非中央集権的なインターネット。web1は読み取り専用(静的なweb)で、web2は読み取り/書き込み(動的なweb/SNS等)、web3は読み書き/書き込み/所有が行われる。今まではゲームやアートなどのコンテンツや金融領域での具体的な事例が多かったが、今後は産業領域含め幅広い分野での活用が見込まれる。

(出典:Ethereum Foundation)

会社概要

会社名 Animoca Brands Corporation limited
所在地 香港
設立年 2014年
代表者 Yat Siu
従業員数 1000人
事業概要 ブロックチェーンゲーム事業を中心としたweb3事業、web3アドバイザリー事業、web3ファンド
ウェブサイトURL

https://www.animocabrands.com/

その他 web3業界のリーディングカンパニー
両社ロゴ両社ロゴ

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

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  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

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