三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀健一、以下、三井物産)は、インドネシアの産業・商業(“C&I”)顧客向け分散型太陽光(屋根置き太陽光)事業者であるPT Xurya Daya Indonesia社の持株会社Xurya Pte Ltd社(在シンガポール、以下「Xurya」)の第三者割当増資を、契約上の条件の充足を条件に引き受けるため、出資契約書を締結しました。
インドネシア政府は2060年までにカーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)を達成する目標を掲げています。2022年のG20議長国でもあり、更なる脱炭素化および再生可能エネルギー導入を推進しています。インドネシアのC&Iセクターの電力需要はASEAN各国の中でも最大級であり、今後も経済成長に伴う電力需要が増加する中で、脱炭素ソリューションとしての分散型太陽光事業に高い注目が集まっています。
Xurya社は、2018年の創業以来、インドネシアの分散型太陽光事業におけるリーディングカンパニーとして、C&I顧客向けに分散型太陽光設備の開発やオペレーションおよびメンテナンスサービスの提供を行っています。日系企業を含む繊維メーカーや食品メーカー等、中小企業から大企業まで計70社以上の導入実績があり、今後も成長が見込まれるインドネシアのC&I顧客のニーズを取り込んでいく方針です。
三井物産は、世界各国で培った分散型太陽光事業の知見やインドネシア内外のネットワークを活かし、Xurya社の成長への貢献、並びにインドネシアの脱炭素化及び再生可能エネルギー導入政策への貢献を通じて、環境に優しい社会の実現に寄与していきます。
パートナー概要
会社名 | PT Xurya Daya Indonesia <スルヤ ダヤ インドネシア> |
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所在地 | インドネシア ジャカルタ |
設立年 | 2018 |
代表者 | GUSMANTARA EKAMUKTI HIMAWAN(グスマンタラ・エカムクティ・ヒマワン、Managing Director) |
従業員数 | 80名 |
事業概要 | 分散型太陽光事業の開発・売却及びエネルギーマネジメント事業 |
ウェブサイトURL | |
その他 | Xurya Pte Ltd(スルヤ)はXurya Daya Indonesiaの持株会社 |
三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。
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安定供給の基盤をつくる
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豊かな暮らしをつくる
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環境と調和する社会をつくる
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新たな価値を生む人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる