三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、メキシコで水関連事業を行うAtlatec, S.A. de C.V.社(三井物産96.4%、以下「Atlatec(アトラテック)社」)と三井物産100%子会社で電力関連事業を行うMitsui & Co. Power Development and Management Americas, S.de R.L.de C.V.(以下「MPA(エムピーエー)社」)のインフラサービスを統合し、水・電力・エネルギーソリューションビジネスを手掛ける総合インフラ事業会社としてMitsui & Co. Infrastructure Solutions, S.A. de C.V.社(以下「MITinfra(ミットインフラ)社」)を発足しました。
三井物産が2008年に出資参画したAtlatec社は、自治体や産業需要家向け水・廃水処理プラントの開発・エンジニアリング・建設・運営を行い、メキシコで60年以上に亘る事業実績があります。また、三井物産が2010年に設立したMPA社は、再生可能エネルギーを含む発電事業の開発・運営の機能と実績を有し、需要家向け分散型発電や電力小売、エネルギーマネージメントといった新しい事業分野の取組も開始しています。MITinfra社は、顧客の環境意識の高まりや需要地に近い分散型の発電・水処理施設への転換、デジタル技術を活用したサービスの高度化などの顧客ニーズの変化に対応し、メキシコを中心とした総合インフラ事業の展開を目指します。
三井物産は本事業の推進を通じ、今後も環境に調和した社会づくりと社会の発展に不可欠なインフラサービスの持続可能な安定供給に貢献していきます。
MITinfra社概要
会社名 | Mitsui & Co. Infrastructure Solutions, S.A. de C.V. |
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所在地 | メキシコ モンテレー |
設立年月日 | 2022年4月1日 |
CEO | Ramon Moreno Vergara |
主要株主 | 三井物産(96.4%) |
事業内容 | 水、電力、エネルギーソリューション等の総合インフラ事業開発・管理 |


三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。
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安定供給の基盤をつくる
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豊かな暮らしをつくる
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環境と調和する社会をつくる
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新たな価値を生む人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる