三井物産株式会社(以下「三井物産」)は、100%子会社Mitsui AgriScience International SA/NV(三井アグリサイエンス インターナショナル、本社:ベルギー、以下「MASI」)傘下の欧州農薬販売会社Certis Europe B.V.(セルティス ヨーロッパ、本社:オランダ、以下「セルティス」)及びBelchim Crop Protection NV/SA(ベルシム クロップ プロテクション、本社:ベルギー、以下「ベルシム」)を経営統合しました。
両社は、研究開発に強みを有する本邦農薬研究開発型メーカーとの戦略的提携関係を基に、三井物産グループ事業との連携を図り、欧州・北米市場での農薬販売プラットフォームとして成長してきました。
今般、本邦株主に経営統合への賛同を得、欧州を中心に規模感ある事業を形成します。新社名は、諸手続きが完了次第、両社のブランドを活かしたCertis Belchim B.V.(セルティス ベルシム、本社:オランダ)へと刷新致します。
今後は、統合会社の経営陣やスタッフと共に、経営基盤を強化し、両社の強みである本邦農薬研究開発メーカーが創出するオリジナルの高付加価値製品や環境に優しい生物農薬・種子処理剤などを組み合わせ農作物の生産性・品質向上と環境保全を両立し、新たな価値を創造する魅力的な農薬販売プラットフォームを実現します。
(注)本経営統合は、セルティスを株式交換の完全親会社、ベルシムを完全子会社とし、その対価をセルティス株式とする株式交換と、一部株式の譲渡を指します。統合後の株式持分は、MASI67.28%、石原産業子会社・ISK BIOSCIENCES EUROPE N.V.15.27%、日本曹達10.00%、三井化学アグロ5.46%、クミアイ化学工業1.99%となります。


三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。
-
安定供給の基盤をつくる
-
豊かな暮らしをつくる
-
環境と調和する社会をつくる
-
新たな価値を生む人をつくる
-
インテグリティのある組織をつくる