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インドでEV駆動用・産業用高効率モーターの製造工場を建設

2019年10月31日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、世界的モーター製造会社である台湾の東元電機股份有限公司(以下「東元電機」)とのJVを通じて、インドのカルナタカ州ベンガルール(バンガロール)にEV駆動用・産業用高効率モーターの製造工場を新たに建設します。総工費は約15億円を見込み、2020年末からの本格稼働を目指します。

三井物産と東元電機は2018年4月にEV駆動用モーターなどEVパワートレインの開発・製造・販売事業をグローバルで展開することを目的とした合弁会社TEMICO International PTE. LTD.社(三井物産:40%、東元電機:60%)を設立しています。本件は、その最初の具体的な事業としてインドにTEMICO INDIA PRIVATE LIMITEDを設立し、三井物産の事業経営・販売力と東元電機の開発および生産技術を融合し、インド国内向けに年間11万台のEV・産業用高効率モーターの供給を目指すものです。

インド政府は2013年に発表した国家モビリティ電動化計画で電動車両の普及に向けた取り組みを推進するとともに、現地の製造業育成を目的としたMake in India政策を掲げており、本事業はこの両方の国家政策に沿うものです。三井物産は、本事業を通じて経済成長の目覚ましいインドで環境と調和する社会づくりに取り組んでいきます。

東元電機製EV駆動用PMモーター東元電機製EV駆動用PMモーター
TEMICO India工場完成図TEMICO India工場完成図

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