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インドで電動三輪車のライドシェアサービスを展開するSmartEに参画

2019年7月22日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、インドで電動三輪車によるライドシェアサービス(ブランド名:SmartE)を展開するTreasure Vase Ventures Private Limited(以下「SmartE」)に約15億円を出資します。

SmartEは、デリー首都圏の地下鉄デリー・メトロの駅を基点に、ライドシェアサービスを提供しています。サービス範囲は自宅から乗車駅まで、降車駅から最終目的地までの、いわゆる「ファースト・ラストワンマイル」の移動手段として利用されています。全ての車両は環境負荷の低い電動三輪車で、各駅周辺で専用駐車場や充電ステーションといった関連インフラも順次整備しています。

インド政府は、2013年に発表した国家電動モビリティ計画(NEMMP)のもと、電気自動車の普及を推進しています。SmartEは2015年にサービスを開始、現在は12駅で電動三輪車約800台ならびに専用充電ステーション5カ所を運営しており、今後4年で約5万台規模まで事業拡大する計画です。また、QRコード決済やスマホのアプリを導入することでデジタル化による利便性の向上、車両のGPS管理などにも取り組んでいます。三井物産は今回の出資参画により、SmartEの事業拡大と企業価値の持続的な成長に寄与し、インド市場のモビリティサービスにおける安全・安心を提供していきます。

三井物産は、環境と健康に関わる事業の基盤強化とその周辺事業の拡大・横展開を推進しており、本事業を通じて経済成長の目覚ましいインドで環境と調和する社会づくりに取り組んでいきます。

専用充電ステーション専用充電ステーション
優先レーンで待機するSmartE優先レーンで待機するSmartE