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医療データサービス事業TriNetX社への出資参画

2019年3月14日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、主に製薬企業向けに医療データサービス事業を展開するTriNetX, Inc.(本社:米国マサチューセッツ州、代表取締役CEO:Gadi Lachman、以下「TNX社」)の株式を一部取得しました。

TNX社は米国を中心に17ヶ国に跨る病院の電子カルテ情報を集積したデータベースを構築し、製薬企業等の治験効率化・マーケティング支援サービスを提供しています。高騰する医薬品開発費用の抑制に資する同社サービスは、現在、複数のグローバル大手製薬企業・CRO(開発業務受託機関)等で利用されています。

今後、医療ビッグデータは様々な分野・産業で活用する動きが拡大しており、予防・治療・創薬等の領域でのイノベーションが期待されています。医療データビジネスの急速な市場拡大が見込まれている中、TNX社がこれまで培ってきた医療データサービス事業の知見・ノウハウに、三井物産がグループとして保有する世界的なネットワーク、病院グループ、ヘルスケア関連事業資産やパートナーを掛け合わせることで、新規事業の創出と両社の収益基盤の更なる拡大を図って参ります。

引き続き三井物産はヘルスケア領域を成長分野と位置付け、『場・人・モノ・サービス・情報』の5つの要素を繋ぎ合せてヘルスケアエコシステムを構築・拡充し、存在感のある医療サービスプロバイダーとして医療の質向上とコスト抑制という課題解決に貢献していきます。

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