三井物産環境基金
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INDEX="527"
NAME="ケニアのマサイマラにおける人間とゾウの衝突の解決および現地コミュニティの生活向上を目的とした養蜂箱フェンス"
TYPE="活動助成,"
YEAR="2014年度,"
AREA="中東・アフリカ,"
KIND="海外の団体,"
ORG="Mara Conservancy (海外店推薦)"
Mara Conservancy (海外店推薦)
ケニアのマサイマラにおける人間とゾウの衝突の解決および現地コミュニティの生活向上を目的とした養蜂箱フェンス
活動助成
- 案件概要
本プロジェクトでは、ケニアのマサイマラ国立保護区のすぐ外側に位置する野生生物生息区域において、養蜂箱フェンス技術を利用してゾウによる作物被害を軽減することを提案する。過去の調査から、ゾウは生来ミツバチを嫌い、怒ったミツバチの群れに遭遇する場所を避ける傾向があることがわかっている。養蜂箱フェンスはゾウを阻止するだけでなく、ゾウの生息区域に隣接して生活しているコミュニティの収入源にもなる。養蜂から収入が得られれば、製炭業による大規模な森林破壊が、マサイマラ国立保護区に最後に残る自生の森にまで広がるのを食い止める動機づけになる可能性がある。
- 対象領域
- 生態系・共生社会
- 助成年度
- 2014年度 活動助成
- 助成期間
- 3年
2014年10月~2017年9月
- 助成金額
- 6,652,000円
- 対象地域
- ケニア国マサイマラ国立保護区

団体概要

- 代表者
- 獣医師 滝田 明日香
- 設立年
- 2001年
- 設立目的
- ケニアの非営利組織であるMara Conservancyは、この13年間、各地域のリーダーやコミュニティやパートナーと協力し、マラ・トライアングルの保全に努めつつ、透明性と説明責任に基づき、同地を持続可能な管理のモデル地区にするべく取り組んでいる。Mara Conservancyは120名の職員および8台のパトロールカー、追跡・探知犬ユニット、そして道路補修設備を擁している。観光収入の一部を活動資金として、マラ・トライアングル内の道路・インフラ施設の維持管理、密猟防止・罠の撤去のためのセキュリティ・パトロールの実施、近隣コミュニティの飼い犬の病気予防プログラムの実施、節度ある観光産業を促進する教育資料の作成を行っている。
- 主な活動地域
- ケニア国マサイマラ国立保護区
- スタッフ数
- 常勤120名/非常勤10名
- 連絡先
- P.O. Box 634578-00619, Nairobi, Kenya
TEL: +254 723 747930
http://www.maratriangle.org - 主な活動内容
-
- 道路・インフラ施設の維持管理
マラ・トライアングルへのアクセスおよびマラ・トライアングル内の移動手段は、良好な道路状態の維持とインフラ施設の安全にかかっている - 密猟防止・罠の撤去のためのパトロール
定期的にパトロールを行うことによって、マラ・トライアングルにおける動物、観光客、近隣コミュニティにとってのセキュリティが確保される - 犬による探知と追跡
訓練された探知犬ユニットと追跡犬ユニットが、マサイマラ国立公園保護レンジャーによるパトロールと調査を支え、保護区に出入りする車両を調査する - 飼い犬・飼い猫の病気予防プログラム
トランスマラ地区において犬猫を対象とする予防接種を継続的に行うことによって病気の発生・伝染が減り、その結果、飼育されている動物および野生動物、人間にとって衛生的な環境が維持されている - 啓蒙・教育キャンペーン
保護区内での観光客による節度ある行動を促すために、サファリ・ガイドの訓練および教育資料の提供を実施している
- 道路・インフラ施設の維持管理
これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。