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三井物産環境基金

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学校法人 東京理科大学 理工学部土木工学科 准教授 二瓶 泰雄

海岸砂丘を有効活用した環境防災型沿岸街づくりの提案

研究助成

復興助成

案件概要

本研究では、津波災害調査や津波実験、数値計算により、津波に対する海岸砂丘の防災・減災効果やその限界を定量評価する。防潮堤機能として必要な“砂丘の耐侵食性”を向上させるために、補強度工法の導入効果を実験・計算により検証する。また砂丘生態系保全への砂丘の役割を明示し、海岸砂丘を有効活用した環境防災型沿岸街づくりを提案することを目的とする。この成果に基づいて、今回被災した平野部の復興対策を提言することに加えて、砂浜海岸を有する様々な沿岸部の街づくり指針を提示する。

対象領域
水産資源・食料表土・森林
助成年度
2011年度 復興助成(研究)
助成期間
3年6ヶ年
2011年4月~2014年9月
助成金額
13,273,000円
対象地域
宮城県仙台市、千葉県、東京湾・印旛沼流域、沖縄・奄美大島
調査の様子(測量)

団体概要

准教授 二瓶 泰雄
代表者
准教授 二瓶 泰雄
プロフィール
専門分野
環境水理学、防災水工学
所属学会
土木学会、水環境学会
経歴(職歴・学位)
平成6年5月 東京工業大学工学部土木工学科助手、平成7年7月同大学大学院情報理工学研究科情報環境学専攻助手(配置換え)、平成12年4月 東京理科大学理工学部土木工学科講師、平成16年4月 同大学助教授、平成19年4月同大学准教授、現在に至る
連絡先
〒278-8510 千葉県野田市山崎2641
TEL: 04-7124-1501
http://www.rs.noda.tus.ac.jp/~hydrolab/vortex.htm
共同研究者
東京理科大学/助教/大槻順朗、東京理科大学/教授/龍岡文夫
研究実績
研究代表者は、環境と防災の両面から水工学研究に従事している。
〈環境〉
  • ①陸域からの環境負荷の実態解明と湖沼・内湾環境への影響調査(東京湾、手賀沼、印旛沼流域を対象に)
  • ②陸域負荷削減技術の開発と実証試験
  • ③陸域環境負荷に関するモニタリング・モデリング技術の開発
〈防災〉
  • ①豪雨災害調査(2010年奄美豪雨災害など)
  • ②津波調査(2011年東日本大震災)

これは助成決定時の情報です。最新の情報と異なる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。