三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、シンガポール子会社のアジア・大洋州三井物産株式会社を通じて、バングラデシュ大手財閥ACIグループ傘下でモビリティ関連事業を展開するACI Motors Limited(ACIモーターズ、以下「ACI Motors」)へ出資参画しました。
ACIグループは、バングラデシュ大手財閥の1社で、モビリティ、製薬、食料、農業、小売等、幅広い分野で事業を展開しています。ACI Motorsは同グループのモビリティ事業会社として、ヤマハ発動機やヤンマー、インドの農機具メーカーSonalika(ソナリカ)、中国のトラックメーカーFoton(フォトン)等のグローバルブランド二輪車、農業機械、商用車、建設機械などを組立・販売しています。バングラデシュでは、いずれの製品も急速に市場が拡大していますが、特に二輪車は自動車産業全体の70%を占め、“国民の足”として需要が増大しており、農業機械は、政府が農業開発に重点を置いていることから今後さらなる成長が見込まれています。
三井物産は、ACI Motorsへの出資参画と共に、ACIグループとパートナーシップを強化し、交通、農業、インフラ領域でのモビリティや自動化ソリューションの提供、さらには小売や物流等にも事業を展開することを目指しており、1.7億人の人口を抱え急速に成長する同国の豊かな暮らしづくりに貢献していきます。
会社概要
会社名 | ACI Motors Limited |
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所在地 | バングラデシュ(ダッカ) |
設立年 | 2007年 |
代表者 | Dr. F.H. Ansarey |
従業員数 | 1,039名(2024年6月時点) |
事業概要 | 農機、二輪車、商用車、建機等の製造・販売 |
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三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。
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安定供給の基盤をつくる
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豊かな暮らしをつくる
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環境と調和する社会をつくる
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新たな価値を生む人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる