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新・人事制度の導入について

2023年12月22日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、2024年7月1日より新たな人事制度(以下「新・人事制度」)を導入します。新・人事制度では、これまでの「総合職」における「担当職」・「業務職」を廃止し一本化します。これにより、三井物産の多様な「個」が、自分の成し遂げたいキャリアを広いフィールドのなかで今まで以上に自律的に実現できるようになります。

人は、三井物産にとって最大の資産です。様々なバックグランドと強みを持つ多様な「個」が共に協働し、経営資源を最大限活用しながら、自らビジネスを創り、育て、展(ひろ)げ、新たな価値を世界中で生み出しています。

三井物産の多様な「個」が、グローバル・グループベースで、より一層活き活きと活躍するためには、お互いをプロフェッショナルとして尊重し、受け入れ、共に高め合うことのできる真にインクルーシブな企業風土の中で、個々のキャリアプランやライフプランにも柔軟に対応しながらキャリアを形成できる仕組みが必要と判断しました。

新・人事制度の主要なポイント

(1)総合職の一本化・転勤に関する選択制

勤務地を限定しない「担当職」と国内の同一地域で勤務する「業務職」を廃止し、「総合職」として完全に統合します(処遇等、労働条件も統一)。そのうえで、自身のキャリアプランや多様化するライフプランに柔軟に対応できるよう、転勤に関する条件であるGlobal(勤務地限定なし)若しくはRegional(勤務地限定あり)を定期的に選ぶことが可能となります。*1

(1)総合職の一本化・転勤に関する選択制

(2)3つの職務グループの新設(非管理職)

三井物産の事業創造・運営に必要な職務をその特性に応じて、3つの職務グループ*2に大別します。職務グループは、将来のキャリアを自律的に描くうえで道標としての役割を果たし、又、所属する職務グループは、上長との議論を通じたアサイメントの確定によって柔軟に変更出来るようになります。それぞれの職務グループにおいてGlobalもしくはRegionalを選択出来ることになります。

(2)3つの職務グループの新設(非管理職)

三井物産は、今後も、社会課題の複雑化や不確実性が高まる経営環境において、活き活きと輝く多様な「個」が、プロフェッショナル集団としてその力を結集することで、あらゆる変化を乗り越え、次世代への更なる成長につなげていきます。

*1 管理職のうち、一部階層は除く。
*2 三井物産にある基幹業務を、Business Development、Business Intelligence、Corporate Excellenceという3つの職務グループに再整理。


三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「新たな価値を生む人をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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