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KDDIと共同でビッグデータと人工知能を活用し「次世代型都市シミュレーター」を開発

2021年3月19日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永 竜夫、以下「三井物産」)は、KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下「KDDI」)と、位置情報などのビッグデータと人工知能を掛け合わせ、人が移動する手段・時間・場所・目的をデジタル上に再現可能とする「次世代型都市シミュレーター」の開発・事業化を目指す基本合意書を3月15日に締結しました。

近年、エネルギー、交通、医療、防災など人びとの生活に関わる多様な都市課題を高度なデジタル技術を活用し、解決を図る都市のスマート化事業への期待が高まっています。一方、効果的な施策を実行するためには都市で発生している状況を精緻に可視化し、把握するとともに、施策実行時の効果を正確にシミュレーションすることが極めて重要となります。

スマートシティー開発を含むインフラ事業の知見とグローバルな事業展開力を有する三井物産、ならびにモバイル事業を通じてビッグデータ分析の知見を有するKDDIの2社で提携し、高度な機械学習を活用して人流データの可視化・シミュレーション分析を可能とするプラットフォームを開発します。そのプラットフォームを通じて、さまざまな領域での都市のスマート化に向け、新たな事業の創出を目指していく考えです。

三井物産は中期経営計画で、「目指すあり姿」として、自らを変革させ激変する事業環境とニーズに機敏に対応し、社会の発展に貢献していくことを掲げ、当社の総合力を活かしデジタルを用いた新事業の創出を注力領域と位置づけています。本事業を通じて持続可能な成長と発展に欠かせない社会インフラの開発に取り組み、人々の生活向上や持続可能な社会づくりの実現に貢献していきます。

スマートシティ計画への活用ユースケーススマートシティ計画への活用ユースケース

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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