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ヴェオリア、セブン&アイとPETボトルリサイクル工場の合弁会社設立に合意

2020年10月29日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)はヴェオリア・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:ヤニック・ラット、以下「ヴェオリア」)、株式会社セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、社長:井阪 隆一、以下「セブン&アイ」)と、西日本に新設するPETボトルリサイクル工場(リサイクルPET樹脂製造能力:年間約2.5万トン)の合弁事業に係る株主間契約を締結しました。
本年度中に3社での最終投資意思決定の後、合弁会社を設立して2022年の工場稼働を目指します。

三井物産は幅広い事業資産やグローバルなネットワークを活用し、本事業を皮切りに国内外で廃プラスチック問題などの解決を通じた同様の案件を検討・推進していくことで、サーキュラー・エコノミーの確立に貢献していきます。

ヴェオリアはPETボトルリサイクル事業を中核事業の一つとする世界的な環境サービス企業大手で、世界10拠点でPETボトルのリサイクル工場を運営しています。今後、廃プラスチック輸出入規制の強化などで日本国内で滞留が予想され適切な処理・使用が社会的にも要請される低グレードの廃PETボトルを扱うことが可能な高い技術力を保有しています。

セブン&アイは、2019年5月にグループの環境宣言「GREEN CHALLENGE 2050」を発表いたしました。目指す姿の一つ「循環経済社会(サーキュラー・エコノミー)」の達成に向けたプラスチック対策に取り組む中、新設のPETボトルリサイクル工場に対し店舗における廃PETを供給することができるとともに、セブンプレミアムなどのオリジナル商品の容器でリサイクルPET素材を使用することができます。

3社は本取り組みを通じ、今後さらなる環境負荷低減を推進し、豊かな地球環境を未来世代につないでいくため、循環経済社会を目指していきます。

廃PETボトル廃PETボトル
リサイクル樹脂リサイクル樹脂

三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる