三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下、三井物産)は、株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役最高経営責任者:西川 徹、以下、PFN)と、深層学習技術を用いた地下構造解析を行うAI開発ならびに事業化を目指し、合弁会社(以下、新会社)を設立しました。
近年、さまざまな分野において深層学習技術を活用したイノベーションが急速に進展しており、新会社は石油ガスなどの地下資源開発分野への活用に加え、二酸化炭素の地下貯留(CCS:Carbon Capture and Storage)などの低炭素化事業、再生可能エネルギー分野への応用も視野に、AIの開発・事業化を目指します。
三井物産は、これからも時代の変化に合わせ、自らのビジネスモデルを変革しながら、社会の持続的な発展に事業を通じて貢献していきます。デジタルを用いた新事業の創出を当社の総合力が活きる成長領域と位置づけ、PFNとの協業により同社の保有技術と当社グローバルグループが保有する幅広い事業資産のプラットフォームを掛け合わせることで高付加価値ビジネスモデルへの変革に挑みます。
新会社の概要
会社名 | Mit-PFN Energy株式会社(ミットピーエフエヌエナジー株式会社) |
---|---|
所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目2番1号 |
設立年月 | 2020年8月 |
代表者 | 盛谷 陽昭 |
出資比率 | 三井物産 51%、PFN 49% |
事業概要 | 地下構造解析AIシステムの開発・事業運営等 |


三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。
-
安定供給の基盤をつくる
-
豊かな暮らしをつくる
-
環境と調和する社会をつくる
-
新たな価値を生む人をつくる
-
インテグリティのある組織をつくる