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未病・予防サービス事業者の保健同人社を子会社化

2020年2月5日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、総合メディカルホールディングス株式会社が保有する株式会社保健同人社(以下「保健同人社」)の全株式61.6%を取得することを本日合意しました。今回の株式取得により、三井物産の保健同人社への出資比率は33.4%から95.0%となり、同社を子会社化します。

保健同人社は累計330万部を超えるロングセラー『家庭の医学』で知られ、日本で初めて人間ドックを創案するなど、科学的根拠に基づいた事業を展開する未病・予防サービス事業者です。近年は、企業人事・保険者(主に健康保険組合)向けの未病・予防事業に注力しており、既に1000万人超の顧客基盤を有しています。

高齢化や医療費増加を背景に、昨今の健康経営の推進や予防事業への取り組みを促す法の整備などを受け、企業人事・保険者向けサービスの潜在市場は約8000億円といわれ、今後の継続的な成長が予想されています。こうした市場環境を受け、保健同人社はデジタルトランスフォーメーションを進め、データを活用したより高度な疾病予防・重症化予防サービスや医療費適正化事業を有するデジタルヘルスカンパニーを目指します。

三井物産は、成長著しいアジアでの医療需給ギャップを解消し、人々に高品質な医療を提供するヘルスケア・エコシステムの構築を目指しており、病院、医薬品、医療機器、透析クリニック、予防医療プラットホーム事業などに出資参画しています。今般の保健同人社の子会社化を通じ、同社が持つ知見と三井物産がヘルスケア・ICT事業を通じて蓄積した知見やネットワークを活用し、医療費適正化や持続的な医療の発展に貢献していきます。

保健同人社概要

正式名称 株式会社保健同人社
創業年月日 1946年6月1日
本社所在地 東京都千代田区一番町4番地4
事業概要 健康相談サービス、保健指導サービス、EAP(Employee Assistance Program)サービス、出版事業等を主に国内企業人事・保険者向けに提供。
ウェブサイト

https://www.hokendohjin.co.jp/

保健同人社を核としたデジタルヘルス事業保健同人社を核としたデジタルヘルス事業