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当社9.39%出資先である株式会社ゴールドウイン（本社：東京都渋谷区、社長：渡辺貴生）が展開するブランドTHE NORTH FACEは、当社社有林三井物産の森の一つである千葉県の亀山山林にて、2023年10月14日に顧客15名とともに約200本のコナラ植樹を実施しました。
THE NORTH FACEは、2021年、2022年に「One Product One Tree Campaign」の一環として、同じく三井物産の森の一つである北海道の沼田山林で、毎年約4,000本の植樹を実施してきました。3年目を迎えた今年、この植樹に加え、実際の活動を通じて顧客の皆様に直接地球環境保全の大切さを伝えたいという想いから、顧客参加型のイベントも開催したいとの相談がありました。
ゴールドウインとの開催地検証過程に於いて、当社からは、2019年の台風により甚大なスギ・ヒノキの倒木被害が発生し、新しく木を植えて被害地の復旧を図る必要がある亀山山林を提案。今般、三井物産フォレスト株式会社の協力のもと実現に至ったものです。
今回の植樹品種には、被害を受けた針葉樹のスギ・ヒノキではなく、広葉樹のコナラの木を選定しました。コナラは、表土の薄い斜面でも安定した根を張り、落葉することで土を養うため、将来スギやヒノキよりも気象災害に強い森林になることが期待できます。
台風や豪雨による被害を防止することは森林が持つ重要な機能の一つです。当社は広大な社有林三井物産の森に於いて、木材を生産する循環林や、自然資本・生物多様性・地域文化の維持・強化に資する生物多様性保護林に加え、こういった公益的機能を発揮する山林もバランスよく造成し、持続可能な社会の実現に寄与していきます。
