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社会貢献活動

公益信託三井物産インドネシア奨学基金2020年度卒業記念会の開催

2021年3月24日


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3月24日に公益信託三井物産インドネシア奨学基金、第18期生2名の卒業記念会を開催しました。今回は新型コロナウイルス対策で、初のオンライン開催となりました。現役奨学生6名のほか、インドネシア三井物産(株)の関係者、同社勤務の奨学金卒業生、日本側の基金関係者も合わせ計24名が出席しました。

神野インドネシア三井物産社長からは、社会の変化に柔軟に対応しながら、インドネシアと日本、両国の発展に寄与するように大いに頑張ってもらいたいとの祝辞がありました。また、卒業生2名からは、「(本奨学金制度は)たくさんの人々との出会い、人生の勉強の機会を与えてくれた。今後インドネシアと日本の友好関係に貢献したい」「5年間半の貴重な経験はこれからの人生の強い土台となった」との感謝と抱負が述べられました。

オンラインにより全員が顔を合わせるまたとない門出の機会となり、卒業生との久しぶりの会話を楽しみながら、名残惜しく閉会となりました。

三井物産株式会社が1992年に設立した公益信託三井物産インドネシア奨学基金は、2021年で29年目を迎えました。2020年は新型コロナウイルスの影響により新規採用を中止しましたが、2021年はオンライン試験を導入して採用を再開しています。同基金を通じて、毎年インドネシアの高校卒業生を選抜し、累計46名の奨学生に日本での計5年半の日本語教育(語学1年半、大学教育4年)を支援しています。本年Forbes Under 30 Asia 2021 を受賞したJerome Polinさんは現役奨学生のお一人で、また、奨学金卒業生のうち6名が現在インドネシア三井物産(株)で勤務しています。

三井物産は今後も本制度を通じ、日本とインドネシアの友好の促進と母国の発展に貢献するリーダー人材の育成に寄与し、良好な両国の関係維持に貢献していきます。