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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区)は、三井物産環境基金の2020年度の案件募集を見合わせることとしました。
三井物産は2005年より本基金を通じて地球環境問題の解決と持続可能な社会の構築に貢献するさまざまな案件を支援してきました。
近年はバックキャスティング思考(将来のあるべき姿から振り返り、今何をすべきか考えること)によって、地球環境課題の解決や持続可能な社会の実現にどのように貢献するか、具体的なシナリオが提示されていることを重視しています。
提示されたシナリオの蓋然性を上げるため、本基金はとりわけ社会実装を重んじており、開発途上国をフィールドとする案件を含む、数多くの案件を支援しています。こうした背景もあり、新型コロナウイルスによる影響が既存案件にもおよんでいますが、関係者の安全に配慮しながら案件の進捗が実現するよう、対応を強化しています。
しかしながら、世界の新型コロナウイルス感染者はいまだ増加傾向にあり、今後の感染症リスク拡大防止、および、各現場でのさまざまな負荷低減の観点からも、今期の新たな募集については見合わせざるを得ないとの判断に至りました。
困難な状況の中、応募を検討されていた皆さまにはご迷惑をお掛けしますが、ご理解いただけます様お願いします。
来期以降につきましては、募集再開を目指していますが、今後の状況を慎重に見極めながら決定していく予定です。来期に入り決まりましたら、あらためてアナウンスをします。
再開の際は、多くの皆さまからの応募をお待ちしています。