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チリ「Collahuasi銅鉱山」権益の追加取得

2021年3月24日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、三井金属鉱業株式会社(以下「三井金属」)が保有するチリのCollahuasi銅鉱山(以下「Collahuasi」)権益の0.97%の取得に関する契約を締結しました。これに伴い、三井物産のCollahuasiに対する持分は12.0%に増加します。

Collahuasiは世界トップクラスの銅生産量と資源量を誇り、高い品位とコスト競争力を有する大規模露天掘り銅鉱山です。三井物産は1996年から25年に亘り同事業に参画しています。今回、三井物産は三井金属との持株会社であるJapan Collahuasi Resources B.V.(以下「JCR」)の三井金属持分8.1%を取得し完全子会社化します。

銅は産業を支える基幹金属です。昨今のグローバルな環境意識の高まりを背景に、EV普及や再生可能エネルギー関連のインフラ開発が進んでおり、今後更なる需要増が見込まれています。

三井物産は中期経営計画2023でポートフォリオ経営の進化、基盤事業の収益力強化をCorporate Strategyに掲げており、今般のCollahuasi銅鉱山権益の追加取得は昨年11月に発表したチリCaserones銅鉱山権益の売却と併せ、事業ポートフォリオ再構築の一環として実行するものです。三井物産は既存事業の価値最大化とバリューチェーンを通じた機能強化に取り組み、社会・環境の持続的な発展に貢献していきます。


三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「安定供給の基盤をつくる」、「豊かな暮らしをつくる」、「環境と調和する社会をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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