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米国Astoriaガス火力発電事業の持分売却について

2020年1月17日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、投資子会社を通じ、米国ニューヨーク州ニューヨーク市におけるAstoria Iガス火力発電事業(以下「本事業」)の経済持分の36.5%を保有しておりましたが、当社が保有する本事業の全持分を、蘭年金ファンドAPG、独保険会社Munich Re傘下ファンドMEAG、イスラエル保険会社Clal Insurance Companyを中心とする買主団に売却することで合意し、今般持分譲渡契約を締結しました(以下「本売却」)。本売却は、必要な許認可等取得後に完了予定です。

尚、本事業は米国有数の電力消費地であるニューヨーク市においてAstoria I複合ガス火力発電所を運営するIPP(独立系発電)事業であり、ニューヨーク電力市場に売電しております。三井物産は、本事業の持分を2013年、及び2014年に取得しています。

三井物産は、2020年3月期事業計画において、キャッシュ・フロー経営の深化と財務基盤強化を引き続き重点施策の1つに掲げており、今回の売却は同戦略的資産リサイクルの一環として実行したものです。尚、本売却に伴う2020年3月期連結業績への影響は軽微と見込んでいます。

1. Astoria Iガス火力発電事業概要

所在地 米国ニューヨーク州ニューヨーク市
発電出力 615MW
販売先 ニューヨーク電力市場
運転開始 2006年5月

2. 本持分売却概要

売却対象会社 Astoria Project Partners LLC
買主団 蘭年金ファンドAPG、独保険会社Munich Re傘下ファンドMEAG、イスラエル保険会社Clal Insurance Companyを中心とする買主団

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