三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：安永竜夫、以下「三井物産」）は、投資子会社MIT Renewables Inc.経由、加国ENGIE Canada Inc.社、加国Axium Infrastructure （以下「Axium」）社と共に組成するリミテッドパートナーシップC2C Power LPを通じて加国にて風力・太陽光発電事業12資産を保有・運営しておりましたが、三井物産が保有するC2C Power LPの持分（比率30%）全てを、パートナーであるAxium社に売却することで合意し、今般持分譲渡契約を締結しました。本売却は、合弁契約書上の先買権手続の完了や必要な許認可等取得後、2020年3月期中に完了予定です。尚、C2C Power LPの事業価値は約19億加ドル（約1,580億円相当。C2C Power LP100%ベース）を前提として合意しています。又、Axium社は、今回別途組成するリミテッドパートナーシップを通してMIT Renewables Inc.保有持分を取得予定です。

三井物産は、2020年3月期事業計画において、キャッシュ・フロー経営の深化と財務基盤強化を引き続き重点施策の1つに掲げており、今回の売却は同戦略的資産リサイクルの一環として実行したものです。尚、本売却に伴う当社売却益は、本年4月26日に公表した2020年3月期通期連結業績予想に概ね織り込まれています。

1. 加国C2C Power風力・太陽光発電事業概要

2. Axium Infrastructure社概要