三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：安永竜夫、以下「三井物産」）は、英国インターナショナル・パワー社（現：仏ENGIE社）と共同で設立した投資会社、IPM Holdings (UK) Limited（以下「IPM UK社」）を通じて英国ファースト・ハイドロ揚水発電事業（*）に出資していましたが、三井物産が保有する同事業の持分株式（出資比率25%）全てを世界最大級の再生可能エネルギー専門上場ファンドであるBrookfield Renewable Partners L.P.（以下「Brookfield Renewable社」）に売却することで合意し、この度株式譲渡契約を締結しました。

三井物産は、本年5月9日に公表した新中期経営計画において、キャッシュ・フロー経営の深化と財務基盤強化を重点施策の１つに掲げ、定常的な戦略的資産リサイクルを計画しています。今回の売却は同戦略的資産リサイクルの一環として実行したものであり、本件に関する利益の一部は、本年5月9日に公表した2018年3月期通期連結業績予想に織り込まれています。

（*）ディノウィグ発電所（1,728MW）とフェスティニオグ発電所（360MW）の2発電所で構成される

1. 英国ファースト・ハイドロ揚水発電事業概要

2. Brookfield Renewable社概要

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