三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：安永 竜夫）は、本日、主要取引生命保険会社を貸付人とする第2回劣後特約付シンジケートローン（以下、本ローン）に係る契約を締結しました。

1. 本ローン実行の目的

2016年6月15日に実行しました総額3,500億円の劣後特約付シンジケートローンと合わせ、「中期経営計画Challenge & Innovation for 2020 2016年3月期の経営成績と2017年3月期の事業計画」で掲げました重点施策に従い、収益力強化の加速を目指した成長戦略を補完し、財務基盤の安定性と資本効率の維持・向上を両立しつつ、財務戦略の柔軟性を高めることを目的としています。

2. 本ローンの内容

本ローンは、借入実行日2016年8月15日、借入総額2,050億円、借入期間60年で初回期限前返済可能は12年後、資本と負債の中間的な性質を持ったハイブリッドファイナンスであり、負債でありながら利息の任意繰延と超長期の返済期限、また清算手続き及び倒産手続きにおける劣後性等、資本に類似した性質及び特徴を有しています。このため、本ローンは格付機関より資金調達額の50%に対して資本性の認定を受けています。

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