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米国で非遺伝子組換え穀物集荷事業に参画

2015年10月19日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、米国三井物産を通じて、米国の非遺伝子組換え穀物を専門とする集荷会社Bluegrass Farms of Ohio, Inc(以下「ブルーグラス社」)に出資参画しました。ブルーグラス社株式を100%保有するDavid Martin氏(ブルーグラス社CEO)から株式の50%を取得します。

ブルーグラス社は1988年の創業以来、一貫して非遺伝子組換え穀物のみを専門的に扱い、提携農家に独自開発した種子を提供、収穫時に同農家から集荷した穀物(主に大豆・コーン)を選別・包装し、国内外に付加価値の高い商品として販売しています。一方、三井物産はグループ全体で日本国内での非遺伝子組換え大豆の取り扱いシェアがトップクラスにあり、日本向けブルーグラス社商品もその4割以上を取り扱うなど、約10年に亘り重要なパートナーとして強固な関係を構築しています。今般のブルーグラス社への出資参画は、こうした関係を更に発展させることを目的にしたものです。

非遺伝子組換え穀物は、日本をはじめとしたアジア地域で安定した需要があることに加え、近年では米国を中心に高付加価値志向のスーパーマーケットや外食チェーンでの取り扱いが急激に増加しています。また、ベビーフードの原料にも非遺伝子組換え穀物が使用され始めていることから、今後も世界的に需要が伸びていくことが見込まれます。今回の出資を通じて、三井物産は長年、非遺伝子組換え穀物を取り扱う中で培ってきたノウハウ・知見、顧客基盤とグループ全体のネットワークを活用し、非遺伝子組換え穀物を使用した食品の需要増に応えていきます。

三井物産は、今回の出資参画を機に、今後も高品質な非遺伝子組換え穀物を確保し、日本・アジア地域や米国をはじめとする世界の高付加価値食品市場向け原料の安定供給を図ることで、そうした市場の更なる発展に貢献していきます。

出資形態

出資形態

ブルーグラス社概要

会社名 Bluegrass Farms of Ohio, Inc
本社所在地 米国、オハイオ州ジェファーソンヴィル市
設立 1988年
資本構成
※米国三井物産出資後
David Martin,CEO(50%)、米国三井物産(50%)
売上高
※2014年9月期
約34百万米ドル(約40億円)
事業概要 非遺伝子組換え穀物集荷、販売・輸出
ウェブサイト

http://www.bluegrassfarmsohio.com/

ブルーグラス社穀物集荷設備

ブルーグラス社穀物集荷設備

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