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モザンビーク天然ガス開発事業でのLNGプラントに関するEPCコントラクターを選定

2015年5月18日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)とモザンビーク共和国ロブマ・オフショア・エリア1鉱区パートナー(下記参考情報の権益保有者参照)は、このたび、天然ガス液化プラント(LNGプラント)に関する設計・調達・建設作業(EPC)コントラクターを、CB&I社及び千代田化工建設株式会社及びSaipem社の企業連合に選定しました。今後、モザンビーク北部沖合い天然ガス開発事業(以下「本開発事業」)に関する最終投資決断までに、EPC契約の締結に向け、諸条件を詰めていきます。

今回建設されるLNGプラントは、液化設備2系列、18万m3のLNG タンク2基、コンデンセート貯蔵タンク及びLNG出荷設備から構成されます。また、液化能力は当初の計画から1系列あたり年産100万トンを増加させ、2系列合計で年産1,200万トンとなります。

本開発事業では、これまでの探鉱活動により世界有数の巨大ガス田を発見しており、今回のEPCコントラクターの選定は、同ガス田から産出するガスを使用し液化天然ガス(LNG)を生産する当初からの計画に沿ったものです。

三井物産は本開発事業のパートナーとして、今後とも本事業の円滑な推進に尽力し、本事業からのLNGの安定供給を通じて、日本を始めとするアジア諸国のエネルギー資源の安定確保に貢献して行きます。

LNGプラントに関するEPC概要

発注先 CB&I社及び千代田化工建設株式会社及びSaipem社の企業連合
生産量(予定) LNG年産1,200万トン
(LNG年産600万トン×2系列)

エリア1権益保有者

Anadarko Moçambique Area 1 Lda
(アナダルコ・モザンビーク・エリア1・リミターダ)
26.5%(オペレーター)
Mitsui E&P Mozambique Area 1 Limited
(ミツイ・イー・アンド・ピー・モザンビーク・エリア1・リミテッド)
20%
Empresa Nacional de Hidrocarbonetos, E.P.
(ENH社、モザンビーク国営石油会社)
15%
ONGC Videsh Ltd.
(オー・エヌ・ジー・シー・ビデシュ・リミテッド)
16%
Bharat PetroResources Ltd.
(バハラト・ペトロリソーシズ・リミテッド)
10%
PTT Exploration & Production Plc
(ピー・ティー・ティー・エクスプロレーション・アンド・プロダクション・ピー・エル・シー)
8.5%
Oil India Ltd.
(オイル・インディア・リミテッド)
4%

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