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[「志」プロジェクト]
世界の難問に真正面から向き合う社員の「志」

株主通信 2022年冬号


嶋田 貴士

嶋田 貴士

食料本部

世界の食を100年後も支えられるシステムをつくれるか?

日本国内の食においては、牛・鶏・豚などの食肉消費量が右肩上がりで増える一方、トウモロコシなどの飼料原料の多くは、自給率が低く、大半を外国からの輸入に頼っています。当時入社3年目の嶋田が直面したのは、米国で起きた大寒波が原因で、トウモロコシを積んだ船が1か月以上にわたり輸入港に入ってこないという異常事態でした。このままでは国内の食のサプライチェーンに大きな影響が出てしまうという緊迫した状況のなか、嶋田が取り組んだのは、関係者を巻き込み、皆で解決に向け緊密に連携を取ることでした。「三井物産だけが、自社のお客さまに品物を渡せばよいというわけにはいかない。社会にとって何が正しいのか、ずっと考えていた」。港湾業者や船舶会社、同業者まで巻き込んで毎日話し合い、難局を乗り切りました。

嶋田の志は、100年後も世界の食を支える持続可能な食料システムを構築すること。食料のサプライチェーンはさまざまな業界が相互連関しているため、新しいシステムを組み込むのは簡単ではありません。しかし嶋田は「食に関連するサプライチェーンの全てに関わる三井物産ならではの視点で、持続可能な食料システム構築に取り組める」と確信しています。子や孫が生きる100年後の未来に豊かな食を引き継ぎたい。そんな強い思いで仕事に向き合っています。

ブランディングで企業価値向上を ― 「志」プロジェクト

三井物産では、ブランディング深化に向けた新たな取組みとして、「志」プロジェクトを展開しています。
三井物産=多様な志の集う場と捉え、「その志で、世界を動かせ。」をタグラインに、世界中で社会課題の解決に取り組む社員の一人ひとりの姿をお伝えしていきます。

「志」プロジェクト スペシャルサイト
  • IR優良企業大賞
  • ディスクロージャー2023年度優良企業賞
  • FTSE4Good
  • FTSE Blossom Japan Index
  • Member of Dow Jones Sustainability Indices
  • インターネットIR・sustainability 優秀賞
  • なでしこ銘柄

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