三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀健一、以下、三井物産)は、北米最大手商用車リース会社であるペンスキートラックリーシング(Penske Truck Leasing、本社:米国ペンシルベニア州、社長:Brian Hard、当社30%出資、以下「PTL」)とインドネシア大手財閥サリムグループ傘下インドモービル(Indomobil)子会社シーエスエム・コーポラタマ(CSM Corporatama、本社:インドネシア・ジャカルタ、社長:Harry Pramono)とインドネシアにて商用車オペレーティングリース(※注1)事業合弁会社を設立、2022年10月よりオペレーションを開始しました。
インドネシアでは、新型コロナウイルスの影響で小口物流の需要増加に拍車がかかる一方で、メンテナンスショップ不足によって整備待機時間の上昇が課題となり、車両規制の厳格化・借入規制の影響により車両管理の外注需要が高まっています。三井物産は、インドネシアで高いブランド認知度を誇り、強い顧客基盤を有するサリムグループと、40万台の保有・管理台数を誇る北米最大のオペレーションノウハウを有するPTLと共に、本事業を通じ物流稼働率上昇、適切なメンテナンスによる車両の故障回避、渋滞緩和などの社会問題の解決を図り、インドネシア経済への貢献を目指します。
三井物産はモビリティ領域で商用車事業を注力分野として掲げ、PTLを戦略的パートナーとして位置付けています。グローバル展開は、PTL出資参画時から当社機能として掲げており、本案件は北米で強固な商用車オペレーティングリース事業基盤を有するPTLビジネスモデルのグローバル展開第一弾案件となります。本事業を皮切りに、アジア諸国へのPTLモデル展開を目指していきます。
(※注1)商用車のメンテナンス・サービス付きリース。
新合弁会社概要
会社名 | PT Indomobil Bussan Trucking |
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所在地 | インドネシア ジャカルタ |
設立年 | 2022年 |
代表者 | Harry Pramono(CEO) |
事業概要 | 商用車オペレーティングリース事業 |
PTL社概要
会社名 | Penske Truck Leasing Co., L.P. |
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所在地 | アメリカ ペンシルベニア州 |
設立年 | 1969年 |
代表者 | Brian Hard(CEO) |
事業概要 | 商用車リース・レンタル事業及びロジスティクス事業 |
ウェブサイトURL |
CSM Corporatama社概要
会社名 | PT CSM Corporatama |
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所在地 | インドネシア ジャカルタ |
設立年 | 1987年 |
代表者 | Harry Pramono(CEO) |
事業概要 | 乗用車レンタル事業 |
ウェブサイトURL |

三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。
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安定供給の基盤をつくる
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豊かな暮らしをつくる
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環境と調和する社会をつくる
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新たな価値を生む人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる