三井物産株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 堀健一、以下「三井物産」)は、株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 千田哲也、以下「かんぽ生命」)と、不動産等におけるアセットマネジメント事業に関する協業を目的に両社出資による新会社を設立する、株主間契約および株式引受契約を締結しました。新会社は2022年9月末を目途に設立します。
新会社設立時に三井物産はアセットマネジメント事業子会社である三井物産リアルティ・マネジメント株式会社(以下「MBRM」)の発行済株式の51%を新会社(中間持株会社)に現物出資し、かんぽ生命は新会社の第三者割当増資を引き受ける予定です。新会社への出資割合は三井物産51%、かんぽ生命49%の予定です。
三井物産は、これまで100%出資で国内の不動産アセットマネジメント事業統括子会社である三井物産アセットマネジメント・ホールディングス株式会社(以下「MAH」)及びMAHが傘下に持つ資産運用会社を通じて、オフィスビルや物流施設等の不動産アセットマネジメント事業を拡大してきました。今回かんぽ生命との資本・業務提携を通じて、MBRMが設立する私募不動産ファンドを中心にかんぽ生命が投資し、将来的に資産規模数千億円を目指します。本ファンドはかんぽ生命が重視する「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」をテーマとして、取り組んでまいります。
また三井物産では今回の資本・業務提携を契機に、かんぽ生命との間で、ESG投資に関連するものを含む新たな運用会社の共同での設立、既存の運用会社に対する共同出資等、更なる協業戦略についても積極的に協議してまいります。
かんぽ生命概要
会社名 | 株式会社かんぽ生命保険 |
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所在地 | 東京都千代田区大手町二丁目3番1号大手町プレイスウエストタワー |
設立年 | 2007年10月1日 |
代表者 | 千田 哲也 |
従業員数 | 7,545名(2022年3月31日) |
事業概要 | 生命保険業 |
ウェブサイトURL |
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/company/outline.html |
三井物産のマテリアリティ(重要課題)
三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。
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安定供給の基盤をつくる
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豊かな暮らしをつくる
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環境と調和する社会をつくる
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新たな価値を生む人をつくる
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インテグリティのある組織をつくる