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グローバル人材戦略推進と国内人事基幹業務高度化に向けたシステムの刷新について

2022年2月28日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 健一、以下「三井物産」)は、データを活用したグローバル・グループでの最適な人材戦略の推進のため、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鈴木 洋史、以下「SAP」)のクラウドタレントマネジメントソフトウェアである「SAP(R) SuccessFactors(R)」の導入を決定しました。また、国内の人事制度運用・給与支払など人事基幹業務のシステムを刷新するため、株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、社長:名和 亮一、以下「ISID」)の「POSITIVE」を導入します。

グローバルでのビジネス環境の多様化・高度化・複雑化が進む中、魅力的な人材の継続的な獲得には、地域や事業を問わず多種多様な人材を個々人の能力や経験を活かして育成・任用・配置することが求められています。三井物産はビジネス環境の変化に柔軟に対応するために、これまでは地域や事業を軸に整備してきた人材データのグローバルでの共通化を推進する方針で、この一環としてクラウドタレントマネジメントシステムを導入するものです。

SAPの「SAP(R) SuccessFactors(R)」は、タレントマネジメントに関する総合的な機能に加え、人材データを用いた高度な分析を可能とするクラウドベースの人事・人材管理ソリューションです。三井物産はこの導入により、グローバル全域で人事プロセスやデータの共通化を行い、人事戦略・社員の能力発揮に活用します。人材データから把握できる社員一人ひとりの経験・能力・知識やキャリアの志向を参照し、年齢・性別・採用地などを問わない適材適所の実現や、次期事業経営人材候補者の選抜に加え、職務・役割に求められる能力や経験を可視化し社員自身による自律的なキャリア形成を後押しします。また、「POSITIVE」の導入により、国内の人事に関する法制度変更に柔軟に対応し、スピード感と継続性のある人事施策を実現します。システム導入は、アビームコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、社長:鴨居 達哉、以下「アビームコンサルティング」)と三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野 謙吾、以下「三井情報」)が実施します。
両システムは2024年春からの本格稼働を予定しており、総費用は約77億円です。

三井物産は、「中期経営計画2023」のCorporate Strategyの一つとして「人材戦略」を掲げ、多様な「プロ人材」の適材適所と事業経営人材の育成・活用を推進しています。データを活用したグローバルタレントマネジメントを通じてグローバル・グループのプロ人材の活躍を後押しし、「変革と成長」を実現します。


*SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。


三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「新たな価値を生む人をつくる」、「インテグリティのある組織をつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

    安定供給の基盤をつくる

  • 豊かな暮らしをつくる

    豊かな暮らしをつくる

  • 環境と調和する社会をつくる

    環境と調和する社会をつくる

  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

    インテグリティのある組織をつくる

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