三井物産株式会社（本社：東京都千代田区、社長：安永竜夫、以下「三井物産」）は、仏アニマルヘルス企業Ceva Santé Animale SA（本社：仏Libourne、以下「Ceva」）へ出資参画することに合意しました。Cevaは、世界110ヵ国以上に事業基盤を持ち、畜産動物や人間と生活を共にするコンパニオンアニマル向け動物用医薬品を開発・製造販売する売上高世界第5位のアニマルヘルス企業です。
アニマルヘルスのグローバル市場規模は現在3兆円超といわれ、食肉需要の着実な伸長や、新興国を中心としたコンパニオンアニマルの飼育頭数の増加などを背景に堅調に拡大しています。とりわけ、近年では食の安心・安全への要求の高まり、予防の重要性増大、人獣共通感染症への対策、更にはコンパニオンアニマルの家族化を背景に、アニマルヘルスのニーズは益々高度化しています。
Cevaはアニマルヘルスのリーディング企業として、世界に12カ所の研究開発拠点と25カ所の製造拠点を有し、それらの拡大・高度化するニーズにも応えています。

三井物産は「ニュートリション・アグリカルチャー」を成長分野の一角に位置付け、ニュートリション及びヘルスケアの双方の観点から動物の健康を支える事業の構築を進めています。
今般のCevaへの出資参画を通じ、三井物産の保有する幅広い事業資産やグローバルなネットワークとのシナジーを創出し、アニマルヘルス産業の発展に貢献すると共に、三井物産がマテリアリティとして掲げる「安定供給の基盤をつくる」、「ゆたかな暮らしをつくる」の実現に向け、事業を推進していきます。

Ceva Santé Animale SA概要

Ceva社本社