ファインダーの向こうまで フォトジャーナリスト・安田菜津紀が見た環境活動

高校生の時に訪れたカンボジアでの取材を皮切りに、世界、そして日本国内で貧困や災害の現場に寄り添い続けるフォトジャーナリスト・安田菜津紀。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に被災地を記録し続けている。そんな気鋭のフォトジャーナリストの目に、環境保全活動はどのように映るのだろうか。2013年から三井物産環境基金の助成先を撮り続けてきた彼女が、今回訪れたのは気仙沼の舞根湾と茨城県の霞ヶ浦。ずっと会いたかったという二人の姿を真摯に切り取ったフォト・ルポルタージュ。

撮影をしつつ、畠山さんの話を聞く安田菜津紀(右)。

安田 菜津紀

1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳の時、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとして、カンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる−ウガンダのエイズ孤児たち−」で第8回名取洋之助写真賞受賞。共著に『アジア×カメラ「正解」のない旅へ』(第三書館)、『ファインダー越しの3.11』(原書房)。上智大学卒。

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