谷津田プロジェクト

社員参加の社会貢献活動
谷津田再生プロジェクトのこれまで

三井物産環境基金は、当社グループ企業を含む役職員とその家族が、
助成先が取り組む環境保全活動に参加することで一人ひとりの環境意識の向上を目指しています。
その一つが「谷津田再生プロジェクト」。
茨城県牛久市にある、耕作放棄されて荒廃した谷津田の再生に助成先の団体に協力をいただきながら
2007年から取り組んできました。

田

耕作放棄地が、豊かな実りをもたらす水田に

耕作者の高齢化などで荒廃が進む谷津田で、開墾から、田植え、草取り、稲刈りまでを
自らの手で行い、無農薬・無化学肥料での米作りを続けてきました。

畑

荒れた里山を切り開き、麦や野菜、イモの収穫も

ササやぶが生い茂る里山を開墾し、畑での作物作りも始めました。谷津田の再生と畑や里山の整備により、
メダカ、ドジョウ、トンボ、バッタ、フクロウ、カワセミなど多くの生き物が帰ってきました。

  • Before
  • After

谷津田って?

里山に囲まれた谷合いの湿地を利用した水田のこと。隣接する林地や小川などと共に、多様な動植物の生息に適した豊かな生態系を形成しており、「地域の宝」として復元し、保全していくことが求められています。

社員参加プログラムとして

2007年からスタートした「谷津田再生プロジェクト」では、これまでに延べ2,000人の役職員とその家族が参加しました。その他、「富士山麓清掃活動」「ヤマネの観察・保護活動」「復興支援ボランティア活動」「トキの餌場整備」などがあります。

収穫したお米はお酒に

「谷津田再生プロジェクト」では「コシヒカリ」と酒米「五百万石」を栽培しています。酒米は、収穫後に茨城県内の酒造で日本酒に醸造。よみがえった豊かな自然と参加者の熱い思いが育んだ清酒「谷津田」になります。

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