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社長メッセージ

代表取締役社長 安永 竜夫

持続可能な社会を創造し、
人びとの夢溢れる
未来作りに貢献します

事業活動を通じた価値の創造

経済のグローバル化が進み、人口増大に伴うエネルギー、食料、水などの資源や素材の需要が増加する中、電力、交通、通信等のインフラ整備や教育、医療、介護等の基礎的サービス向上へのニーズがより一層高まるとともに、気候変動、生物多様性の維持等の環境問題や人権問題等、地球規模での課題も増加しています。

三井物産はこれまでも、さまざまなステークホルダーとの対話を通じて社会の期待と課題を的確に把握し、それに応えるべく自らの能力と機能を高めてきました。旧三井物産初代社長の益田孝の言葉である「眼前の利に迷い、永遠の利を忘れるごときことなく、遠大な希望を抱かれることを望む」に込められた、未来への思いや社会と事業の持続可能性に対する考え方を引き継ぎ、グローバルに事業を行う企業として、その国・地域の発展と、事業活動を通じて持続可能な社会の構築に貢献していくことが使命であると考えています。

国連「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」や第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)での「パリ協定」採択に代表されるように、より長期的な視点と持続可能性を意識した事業活動を通じた価値創造がますます求められています。こうした流れに確りと対応するためにも、お客さまやビジネスパートナー、当社が事業活動を行う国・地域の人々、投資家などすべてのステークホルダーにとってより信頼される存在になるべく、当社の強みやビジョンを世の中に発信し、事業活動をより深く理解してもらえるよう努めます。

社会と企業の持続可能性を実現する人材の育成

三井物産にとって「人」は最も重要な資産です。

先が見え難い不確実な時代にあり、ビジネスがより複雑化する中、事業活動を通じた価値創造の実現には、多様な価値観、バックグラウンドを持つ人材の能力を結集する必要があります。また、知識や専門性はもちろんのこと、倫理観や謙虚さを持ち、社会や人々から信頼される、いわゆる「人間力」も兼ね備えた「強い個」の集団にしていくことも重要です。これらの実現のため、当社は人材育成を大切にし、社員一人ひとりがその能力を最大限発揮できる環境づくりに力を入れています。

こうした「人間力」を備えた多様な個の力により、グローバルな事業環境の変化をチャンスと捉え、自由な発想で新しいビジネスに「挑戦」し、イノベーションを「創造」していく企業であり続けます。

夢溢れる未来と持続可能な社会の実現

三井物産は2004年10月に、国連が提唱する「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」に関する企業や団体の自主行動原則である「国連グローバル・コンパクト」へ署名、支持を宣言し、その実現に向けて活動しています。また、2015年に「5つのマテリアリティ」を特定し、役職員への浸透に努めるとともに、マテリアリティごとにリスクと機会を特定し各事業の良質化を進めています。2017年5月には、CSR推進委員会をサステナビリティ委員会に名称変更し、その機能を強化しました。当社は引き続き、社会的責任はもちろんのこと、マテリアリティに通じるESG(環境、社会、ガバナンス)視点で持続可能性をより意識した事業活動を推進してまいります。そして、コーポレートスローガン「360°business innovation.」を体現していくことで、日本および世界に役立つ存在感ある仕事を創造し、企業使命である夢溢れる未来作りと持続可能な社会の実現に貢献していきます。

代表取締役社長

安永 竜夫