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社会貢献活動

ミャンマー寺子屋応援チームによる寺子屋5校目が完成(1月31日)

2019年1月31日


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三井物産株式会社は、2013年12月からミャンマーで寺子屋建築支援を行う「ミャンマー寺子屋応援チーム」に参加し、子どもたちの教育環境向上のため、毎年1校の新校舎の寄贈を実施しています。このたび19社6個人からの寄付による5校目の校舎がマンダレー市内に完成し、竣工セレモニーを開催しました。
ミャンマーの公立学校では授業料が無料であっても文房具や寄付金の負担があり、経済的な理由や近くに公立校がないなどの理由で学校に通うことができない子どもたちが数多く存在しています。僧侶が寺院で運営する寺子屋は、教育の受け皿として、また正規初等教育機関として、重要な役割を担っています。
マンダレーで2校目の支援となるこの寺子屋は、工業団地に隣接し、その職員の子女が年々増加した結果、小学1年生から中学2年生まで約300名の児童・生徒が狭い校舎で学んでいました。今回の応援チームによる鉄筋コンクリート3階建ての校舎寄贈により、子どもたちの学習環境の改善が実現しました。セレモニーでは、子供たちから感謝の意を込めた花束贈呈や、踊りが披露されました。また参加者からは子どもたちへ文房具セットがプレゼントされ、交流を深めました。
本プロジェクトでは5年間に毎年1校ずつの建替え支援を継続し、子どもたちが安心安全に学習できる環境整備に貢献してきました。
2019年1月時点で児童数は校舎建替え開始前の1050名から1385名にまで増加しています。

立替え前の寺子屋立替え前の寺子屋
立替え後の寺子屋立替え後の寺子屋