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米国化粧品製造受託事業者の買収

2023年8月21日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀健一、以下「三井物産」)は、米国化粧品受託製造事業者ダーマシューティカルラボラトリーズ社(Dermaceutical Laboratories, LLC)(本社:米ニュージャージー州バーゲン郡、以下「D-LAB」)の全株式を取得することに合意しました。D-LABは、世界最大のビューティ・パーソナルケア(以下「BPC」)市場に於いて培ってきた製品の開発・製造機能を活かし、米国及びグローバルブランドオーナー向けにスキンケア製品やカラーコスメ製品、OTC製品を開発・製造するODM(Original Design Manufacturing)事業者です。

米国は、世界最大市場規模(約15兆円)を有する美容大国で、中でも、人々の健康・ウェルネス意識の高まりから23%を占めるスキンケア製品市場は今後も底堅い成長が予想されています(*1)。米国では生産年齢人口の約42%を占めるミレニアル・Z世代の購買力の増加も背景に新興ブランドも含め更なるBPC市場の成長とODM事業者への期待・ニーズが高まっています。三井物産はD-LAB全株取得により同社をBPCにおける米州中核事業と位置づけ、米国にはない日本のユニークなコンセプトや機能性素材、新たな技術の提案、さらに、三井物産の素材調達力や既存BPC事業アセットとのシナジーにより、米州において規模感あるBPC事業群形成を目指します。

これらの活動と、三井物産の保有する幅広い事業資産やグローバルネットワークを通じ、コンシューマープロダクツ(化粧品含むパーソナルケア製品や衛生用品)事業を通じた人々のQuality Of Life向上に貢献していきます。

*1 出典:ユーロモニターインターナショナル

会社概要

会社名 Dermaceutical Laboratories, LLC
所在地 米ニュージャージー州(NJ州)バーゲン郡
設立年 2001年
代表者 John Kim(新CEO)
従業員数 84名
事業概要 化粧品の企画・設計・製造事業
ウェブサイトURL

https://dlabllc.com/

D-LAB本社

D-LAB本社

D-LABのスキンケア製品やカラーコスメ製品

D-LABのスキンケア製品やカラーコスメ製品


三井物産のマテリアリティ(重要課題)

三井物産は、「世界中の未来をつくる」を企業使命に、さまざまなステークホルダーの期待と信頼に応え、大切な地球と人びとの豊かで夢あふれる明日を実現すべく、サステナビリティ経営の重要課題としてマテリアリティを特定しています。 本件は、5つのマテリアリティの中でも、特に「豊かな暮らしをつくる」の実現に資する取り組みです。

  • 安定供給の基盤をつくる

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  • 豊かな暮らしをつくる

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  • 環境と調和する社会をつくる

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  • 新たな価値を生む人をつくる

    新たな価値を生む人をつくる

  • インテグリティのある組織をつくる

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