東南アジアでは人口増加に加えて、スーパーマーケットやコンビニの普及に伴う小売形態の近代化や、フードデリバリー市場の拡大が進み、人々の食生活はより豊かになってきています。そのような食生活を実現可能にする機能性食品容器の需要も拡大しています。
三井物産は、国内食品容器製造大手のエフピコと共に、2022 年に東南アジアを中心に機能性食品容器の製造・販売を行うマレーシアの Lee Soon Seng Plastic Industries (LSSPI)に出資参画しました。三井物産は 60%の株式を保有し、社長はじめ経営幹部を差入れ、事業経営を行っています。
優れた技術・ノウハウを有するエフピコとのパートナーシップで、汁漏れのしない容器、中身が見え易い容器、電子レンジ・冷凍食品向けや長期保存が可能な容器など、デザイン性と機能性に優れた容器を開発し、現状約4000アイテムを以てお客様への安定供給を実現しています。市場ニーズに対応する形で環境にも配慮した製品開発を行い、食品容器を通じたアジアの豊かな社会創造に貢献していきます。