三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は日本GLP株式会社と共同で、物流施設の自動化ロボットサービス(Robot as a Service、以下「RaaS」)を提供するプラスオートメーション株式会社(以下「+A」、三井物産60%)を2019年6月に設立し、株式会社ジュン(以下「ジュン」)と第1号RaaS契約を締結します。今回の契約はサブスクリプション型の年間契約に加え、貨物量の増加の際にはロボット台数を追加できるオプションも付加されており、利便性の高いサービスとなっています。
ジュン向けのRaaSでは中国の浙江立镖机器人有限公司(Zhejiang Libiao Robots Co., Ltd.)のソーティングロボットシステム「t-Sort」を採用します。アパレル製品出荷にt-Sortを活用することで、従来比30%以上の作業効率化を図ることができます。今後、+Aはt-Sortに続き、日本のRapyuta Robotics株式会社の協働型ピッキングロボティクスソリューション「PA-AMR」などの複数の製品を新たに取り扱う予定です。
国内では、消費者向け電子商取引(E-commerce)の取扱量の増加に伴い、倉庫での庫内作業は取扱量の増加のみならず、質のさらなる向上が求められています。その一方で、人口減少に伴う労働力不足が顕在化しており、今後ますます深刻な課題となっていくことが想定されています。三井物産は+AによるRaaSの提供を通じてこのような課題を解決するだけではなく、将来は柔軟な物流サービス(Logistics as a Service(LaaS))の事業開発も進め、人々が安全で便利な物流サービスを享受できるよう貢献していきます。
正式名称 | プラスオートメーション株式会社 |
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設立年月日 | 2019年6月18日 |
所在地 | 東京都港区西新橋1-22-5 |
事業概要 | 物流ロボティクスソリューションを月額利用料のみで提供(初期導入費用も保守費用も不要) |
代表取締役社長 | 飯間卓 |
資本金および資本準備金 | 4億5千万円 |
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