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中東での商業・産業施設向け太陽光発電設備リース事業に参画

2019年1月29日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は中東の商業・産業施設向け太陽光発電設備リース事業会社のYellow Door Energy Limited(代表者:Jeremy Crane氏、以下「YDE社」)と、株式引受契約締結の調印式を2019年1月28日に実施しました。

YDE社は、C&I(Commercial and Industry)分野と呼ばれる企業や工場の余剰敷地内に太陽光発電設備を設計・設置し、長期契約に基づき保有・保守・操業を行う事業会社で、UAEおよびヨルダンに約20社の顧客を持つ中東の業界リーディングカンパニーです。今後は中東のみならずアフリカへも事業を拡大し、2年間で新たに300MWの発電設備設置を目指しており、今般、三井物産を含む5社を対象に6500万米ドルの第三者割当増資を実施しました。三井物産は、既に米州で取り組んでいるC&I分野の発電事業ノウハウを活用し、YDE社のサービス強化と事業拡大を支援していきます。

中東では継続的な経済成長を背景に電力需要が増加する一方、政府の財政負担軽減を目的とした電力セクター向けの補助金削減が各国で進められており、民間企業による電力供給ニーズが高まっています。YDE社は、太陽光による民間企業の自家発電を促進することで、顧客の電力料金削減に加え、中東地域の再生可能エネルギー普及に貢献しています。

三井物産は電力事業分野において、大型発電所を経営するIPP事業を基盤としつつ、分散電源、エネルギー・マネジメント・サービスにも積極的に取り組んでおり、本事業を通じて中東・アフリカ地域での新しいインフラ事業に挑戦していきます。

YDE社の社員、下段左端がJeremy CEOYDE社の社員、下段左端がJeremy CEO
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