三井物産株式会社は、電力系統向け制御ソフトウエアの開発・販売を行う米国のPXiSE Energy Solutions, LLC(以下「PXiSE社」、“パイス”と発音)の第三者割当増資を引き受け、最大20%の出資参画をすることを2018年7月に決定致しました。同時にPXiSE社と戦略的業務提携の覚書を締結し、当社は世界各地の事業拠点を通じて、PXiSE社が開発・発展させてきたAdvanced Control Technology(以下「ACT」)の普及を支援する方針です。ACTは、Sempra Energy社とOSIsoft社で共同開発されたもので、Sempra Energy社の100%子会社で2016年に設立されたPXiSE社が開発・販売を行っています。
三井物産は、PXiSE社への出資参画を通じて今後ますます拡大が見込まれる再生可能エネルギーや分散型電源で必要となる系統制御システム市場の成長を取り込む他、三井物産が保有する関連事業アセットのDigital Transformationに貢献するソリューションとして活用していきます。
PXiSE概要
正式名称 | PXiSE Energy Solutions, LLC |
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所在地 | 米国カリフォルニア州 |
設立 | 2016年 |
出資者 | Sempra Technology Ventures, LLC(Sempra Energy 100%子会社*)、 AEC Holding Inc.(三井物産 100%子会社) * 米国カリフォルニア州サンディエゴに本社を置く電力・ガス供給事業、LNG受入/輸出基地運営事業者で、当社が参画している米国Cameron LNGプロジェクトのパートナー企業。 |
事業概要 | 電力系統向け制御ソフトウエア(ACT)の開発・販売 |
