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国際宇宙ステーションからの超小型衛星放出サービス事業者として選定

2018年5月29日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下「JAXA」)による国際宇宙ステーション(以下「ISS」)日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出サービス事業の事業者選定入札に応募し、事業者として選定されました。今後、三井物産グループとしてISSから宇宙空間への衛星放出事業を展開すべく、JAXAとの正式契約の締結を目指します。

ISSは、地上約400km上空の地球低軌道に建設されており、日本の他、米国、ロシア、ヨーロッパ諸国、カナダなど各国宇宙機関による共同運用を通じ、人類の生活や産業の発展に役立つさまざまな実験や研究を行っています。これまで7名の日本人宇宙飛行士がISSに派遣されました。

本事業は「きぼう」を活用した事業の民間への開放第一段であり、三井物産グループの総力を挙げて、国内外の幅広い利用者に対する超小型衛星放出の機会の紹介、およびそれに付随するさまざまなサービスの提供を通じて、JAXAとの協力関係をさらに深化させつつ、「きぼう」を通じた宇宙空間の有効活用への貢献を目指してまいります。

国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」(画像提供:JAXA)国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」(画像提供:JAXA)

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