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Mitsui Rail Capital Europe社がSiemens社と共に機関車保守ワークショップ事業で合弁会社を設立

2018年4月3日


三井物産株式会社の子会社で欧州機関車リース業界最大手であるMitsui Rail Capital Europe(MRCE社)は、ドイツ機関車メーカーSiemens社と折半出資にて、オランダで機関車の保守事業を行う新規合弁会社「Locomotive Workshop Rotterdam(LWR社)」を設立することで合意しました。

MRCE社は約300両の多国間走行可能機関車を保有、欧州鉄道輸送の大動脈である南北回廊(オランダ/ベルギー・ドイツ・スイス・イタリア、ドイツ・オーストリア・イタリア)を中心に、約40か所の提携保守ワークショップを活用した保守・管理サービス付リース事業(フルサービスリース事業)を展開しています。

MRCE社は、欧州鉄道輸送オペレーターの輸送にフレキシブル且つ効率的に対応する為、機関車保守サービス体制を更に強化すべく、保有機関車の主要サプライヤーであるSiemens社をパートナーに、欧州最大の港であり南北回廊の起終点に位置するロッテルダム港にて保守ワークショップを建設、運営するものです。

欧州独禁法の事前許可取得後、2018年上期をめどにLWR社を設立、2019年夏のサービス開始を目指しています。MRCE社は本事業および過去10年以上にわたり構築してきたフルサービスリース事業を通じて、顧客の輸送オペレーションパートナーとして、欧州鉄道輸送の発展に貢献していきます。

MRCE社の保有するSiemens社製機関車MRCE社の保有するSiemens社製機関車

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