米国三井物産は2018年3月15日に、米国で高級レストラン・スーパー向け販売に強みを有する水産輸入販売会社Mark Foods社と戦略的業務提携に合意しました。
米国は世界最大規模の食品市場であり、かつ近年の健康志向の高まりから水産品の消費量が増加し、米国輸入食品の中では水産品が最大品目となっています。
Mark Foods社は、米国でも人気のあるプレミアムシーフード・チリアンシーバス(銀ムツ、メロ)の取り扱い全米No.1で、高級スーパー・高級レストラン向けにチリアンシーバスに加えて豪州産ロブスター・スペイン産タコ・アルゼンチン産赤エビなどのハイエンド水産品を販売しています。
米国三井物産は、長きにわたり展開する米国内での食品製造・販売事業との連携や、アジアや中南米に保有するエビやサーモンの養殖会社とのシナジーを活用し、Mark Foods社が有する米国内のハイエンドの優良顧客基盤をベースとした新たな価値を創造すべく戦略的業務提携の合意に至りました。
今回の戦略的業務提携により、米国での水産も含めた食料・食品事業の展開を通じて、消費者ニーズの変化に対応した新たな事業構築を加速・推進していくとともに、人々の豊かな生活の実現に貢献していきます。
Mark Foods社概要
所在地 | 米国・ニューヨーク州 |
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設立 | 2002年 |
事業内容 | 水産輸入販売 |

