トピックス | 人工知能の世界的権威Andrew Ngが設立するAI Fundへの出資参画 - 三井物産株式会社

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人工知能の世界的権威Andrew Ngが設立するAI Fundへの出資参画

2018年1月31日


三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、Andrew Ng氏(以下「Ng氏」)が設立した人工知能(以下「AI」)分野に特化したファンドAI FUND, L.P.(以下「AI Fund」)に出資しました。

Ng氏はGoogle、およびBaiduで深層学習を中心とするAI事業を創設しその部門のトップを務めるとともに「AIファースト戦略」を主導し、両社を世界トップのAI企業へと導いたAIの世界的権威です。2009年には国際人工知能学会より、AIのノーベル賞といわれる「The Computers and Thought Award」を受賞しました。

Ng氏はAIを活用して新しい社会を築くとの構想の下、AI Fundを設立、その傘下に産業毎に特化したAI事業会社を作っていく方針で、まずは2017年12月に製造業向けAI事業会社Landing.AI社の設立を発表しています。同 Fundは、三井物産のほか、ソフトバンクグループや米大手VCのNEA、Sequoia、Greylock Partners等から総額1億7,500万ドル(約190億円)を調達しました。

三井物産は2017年5月に発表した新中期経営計画「Driving Value Creation」で、「新たな価値の持続的創造」を在り姿とし、AI・IoTを活用したDigital Transformation(DT)活動をイノベーション機能強化のための重要施策と位置付けています。また同じく2017年5月にCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)と経営企画部内にDTチーム(*)を設置し、三井物産がグローバルに保有する事業資産のオペレーション効率化、高付加価値化ひいては新事業創出につなげるDT活動を全社横断的に推進し、連結ベースの収益性向上に取り組んでいます。

Ng氏からは、三井物産を戦略的パートナーと位置付け「AI技術を活かしながら、三井物産グループが世界中に保有する幅広い産業の事業資産やパートナー・重要顧客の課題の解決を目指したい」との意向表明があり、現在地域本部や営業本部で協業可能な案件について検討中です。

(*)DTチームとは、三井物産の現場が持つオペレーションノウハウ・技術(Operation technology)をデータとして収集・蓄積し、AI等のデータ解析・制御を行い、事業資産のオペレーション効率化、高付加価値化ひいては新事業創出につなげるといった一連の活動で司令塔となる組織です。経営企画部イノベーション推進室を中心に、IT推進部、ICT事業本部、三井情報株式会社の社員総勢25名規模(兼任者含む)で構成しています。

AI Fund概要

正式名称 AI FUND, L.P.
所在地 米国 サンフランシスコ
設立 2017年8月
投資対象 各産業向けのAIスタートアップ支援

Andrew Ng氏略歴

Ng氏略歴

Andrew Ng氏略歴

左から梅原三井物産経営企画部イノベーション推進室長とAndrew Ng氏左から梅原三井物産経営企画部イノベーション推進室長とAndrew Ng氏