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三井物産株式会社は、2015年からロシアのサンクトペテルブルク国立大学とロシア外務省付属外交アカデミーで、両学校の在校生への日本研修プログラムを提供しています。
2018年は、5名の学生が11月30日から12月13日までの2週間にわたり東京・宮城・岩手・名古屋・京都・広島の各地を訪問し、歴史的名所・史跡や当社の主要取引先・事業会社を視察し、日本社会に関する講義の受講や居合道体験、日本の大学生との討論会と交流を行いました。また三井物産の社員がロシアでのさまざまな事業活動を紹介するセッションでは、学生たちからも活発に質問が出されました。成果報告会では、日本への関心の一層の高まりや日露関係発展の懸け橋になる将来の夢が流ちょうな日本語で熱く語られました。
本プログラムは、ロシアの次世代を担う若者が、日本の「産業・テクノロジー」「文化・歴史」および「東日本大震災からの復興」についての知識と理解を深め、さらに日本での人的ネットワークを構築する機会となっています。三井物産はこうした活動を通じ、日露両国友好のさらなる発展と交流拡大に貢献する若者の人材育成を目指しています。